【京都市西京区】寒風吹きすさぶ銀世界の洛西ニュータウンで高校生と地域の人たちが巨大迷路にペイント 放置竹林の竹で焼き芋も!
午前中に雪は止みましたがまだまだ寒風吹きすさぶ中で、2025年2月9日に洛西東竹の里市営住宅にある児童公園の50年近く経ってはげはげだった迷路などがパっと華やかでカラフルなペイントで彩られました。
京都市などが進める「洛西“SAIKO”プロジェクト」の一環として、令和5年度から行われている企画で、デザインは、洛西地域在住のアーティスト、暮らしランプのアートディレクターでもある吉田マリモさんの監修だそうです。高校生や教員、市役所、福祉事業所や団地の人たちが共同で作業をしていました。
地域の「再発見」と「再創造」を目指した体験型探究プログラム「洛再Links」に取り組む洛西高校の教員や高校生たちも参加していました。イラスト部の1年生で仲良し4人組のサラサさん、シノリさん、スズさん、アヤメさんは、「ペンキで絵を描くのは初めてなので楽しかった」、「将来の夢は地域に関わる公務員なので団地の人や行政の人とも話せてよかった」、「プロのアーティストさんの手ほどきが勉強になった」「団地の子どもたちがたくさん来てくれたので嬉しい。可愛かった」とそれぞれ話していました。
今回で3回目となる企画のテーマは「SWEETS PARK(ケーキとお菓子)」。目の前で思わず踊りたくなるような楽しいデザインの数々です。参加者らはみな笑顔で楽しそうにペイントしていました。企画を通じて、子育て世代を始め団地の人たちからは「楽しい絵で遊具がよみがえって団地内がどんどん明るくなっていくよう」と大好評です。
最後は、地域の農家さんとの連携学習で得た滋賀県守山の芋を西山地域の放置竹林から切り出した竹を燃やした火で焼いたほっかほかの焼き芋を高校の先生らが焼いてくださり、参加者らが暖を取りながら美味しくいただきました。
洛西ニュータウンでは若い世代の人たちも中心となって様々な企画が開催されています。機会があれば立ち寄ってみてください!
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