【京都市上京区】雪に覆われた天神さんで池坊華道家らが紅梅・白梅のいけばなを献華。梅苑は雪の花を咲かせていました!
今季最強寒波が襲った近畿圏ですが。ようやく少し穏やかになって来るようです。気温が低い状態が続くため、積雪がなくても道路の凍結などに引き続き注意してください。
さてそんな中で2025年2月9日には、学問の神様菅原道真公を祀ることで全国の受験生たちからも崇敬を集める北野天満宮では、華道が2024年12月に国の「登録無形文化財」に登録されたことを機に、 伝統文化の継承に一層の精進を誓う華道家による献華奉納第3回「北野天満宮献華祭」が行われました。
北野天満宮での献華式は平成14年に萬燈祭で池坊専好次期家元が、また第2回目は令和6年に能登半島地震の被災地復興への祈りを込め行いました。第3回目となる今回は、2月9日(日)に本殿にて池坊の華道家が、文化・芸能の神様である菅原道真公へ献華を行いました。また、2月8日(土)・9日(日)の2日間、西回廊では「奉賛いけばな展」が開催されました。
心配された雪も午前中には晴れ上がり、境内では、神官や職員ら総出で雪掻きをするようすもうかがえました。
三光門から宮司らとともに池坊の献華奉仕者らが本殿まで練り歩いたのち、「献華祭」が行われ、神事の後に、華道家元池坊京都支部の徳持拓也さん、堀江道祐さんが梅をこよなく愛した道真公に因んで紅梅、白梅の献華を行い、宮司らが菅原道真公にそのいけばなを奉げました。
参道ともなる京都最古の花街といわれる北野上七軒も雪化粧していました。梅苑もこの日は雪の花を咲かせていましたがまもなく本格的に開花するようです。春遠からじですね。暖かな日差しとともに魅力満載の北野天満宮へ訪れてみてください!
北野天満宮こちら↓