【京都市西京区】だし巻き玉子や湯葉、トマト、小鍋までバラエティーに富む桂地域でおでんの美味い店を4つ紹介します!
秋を通り越して一気に冬将軍がやってきましたね! そんな中、やっぱりあったかおでんで一杯やって、心まで温かくなんてのがたまらない時期になってきました。そこで2024年12月3日までに訪れた桂・上桂地域でだしの効いた美味いおでんの店を4つ紹介します。紹介は店名の50音順です。
1店目は、千代原口交差点の角にある海鮮丼ランチが人気の「地酒と肴 寔喰亭」(外部リンク)です。滋賀や京都の有名店で24年間、和食の修業をしてきた飯田貴仁さんが織りなす珠玉の創作料理が絶品です。「うちは実はおでんの店なんですよ」というほどのおでんは、京都で主流の利尻昆布ではなく、味の濃い羅臼産昆布をあえて使用しています。定番はもちろん、湯葉やチーズトマト、くすくすとはるさめなどのおでんにうす味のだしが見事に染み込んで、これがまためちゃ美味。
苔寺や鈴虫寺の参道口にあたる松尾谷の「出し巻工房 すゑひろ」(外部リンク)は、京丹波の素材にこだわり、余計なものを一切加えないだし巻き卵やおばんざいを売りにしています。京都の一流旅館や割烹で30年修業を続けた安江宏和代表が創るその自慢のだし巻きがそのままおでん鍋に入っています。「料理は出汁が命」という安江代表がうるめ、さば、道南の昆布などを使ってつくる美味い出汁の中に入ったおでんを肴にこだわりの熱燗を一杯立ち飲みでいいですよねえ! デザートは、人気の「だし巻き屋さんの本気のプリン」をどうぞ。
上桂駅西口の真ん前にあるカジュアルBAR「お酒と珈琲 つつむ」(外部リンク)は、「街に寄り添い街に溶け込み地元の人々の心をつつむ」をコンセプトに、女性がふらりと一人で入っても、昼から呑めるお酒と珈琲の店を目指して堤優子オーナーが始めたお洒落な店です。お洒落に洋風のお皿に盛られて出てくるこちらのおでんは、「なんでこんなにふんわり優しく仕上がるんだろう」と感じる、久しぶりに実家のある田舎に帰った時のようなおふくろの味。おうちのだし巻き玉子もまあ食べてみて! 美味しいですよ。
阪急桂駅徒歩5分にある「立ち飲み処 まっさん」は、毎日仕入れされているという魚がめちゃくちゃ美味しいと評判の店です。メニューもたくさんあって、寿司の日や焼き鳥の日などもあって人気です。ネックの炙りも最高に美味しかったです。こちらのおでんは、透き通るような黄金色の出汁にネギがたっぷり入った一人分の小鍋に、ほこほこのきんちゃく餅やシュウマイ、ちくわ、生姜天などの具材が入っていてめちゃ美味。こんなにコリコリ歯ごたえがして、しかも味の染みたすじ肉は初めて食べました。若い女性や親子連れもたくさん訪れていました。
いずれの店も、しっかり出汁が染み込んで柔らかいにもかかわらず、型崩れしない匠の技が光ります。みなさんはどの店になさいますか!
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