【京都市】2024年にも出会いたい京都の街中で見かけるキッチンカーグルメ5選!
キッチンカーの前にはキッズスペースが置かれています。「孤立したママたちの居場所をつくりたい」と思い、始めたのがこのキッチンカーでした。店を運営しているのは、保育士と幼稚園教諭の資格を持ち、元幼稚園の先生でもある5歳と2歳の双子のママで妹の田村愛子さん(30歳)と現役の産婦人科の看護師で、12歳の子息を育てる姉の伽奈子さん(32歳)です。
店名でもある「おとうのパスタ」を注文して食べてみました。ホタテの出汁とトマトソースをじっくり煮込んだソースがパスタとほど良く絡んでめちゃ美味。美味さを際立てる独特の酸味はヨーグルトソース系の隠し味なのだそう。姉妹の父親が、寝不足で疲れているときでも、どんな時でも元気をくれたという秘伝のパスタなのだとか。
市内の大学などで営業するどら焼き屋さん「micasaキッチン」は、オーナーさんが自ら発案したという、ゆるキャラのみかさ君が可愛い! 一般的にある生地で挟み込むタイプではなく、楕円の1枚の生地で巻き込むタイプの新しいどら焼きです。オーナーの加藤忠和さんは、元調理師でホームや病院に関係する会社勤めでしたが、もっと直接のコミュニケーションがとれる職場をと一念発起、家族とも相談して、キッチンカーでの独立開業を決めました。
「京のKITCHEN」は、伏見区深草下川原町を拠点に、市内の大学や河原町OPA、長岡京市などに出没します。よく目立つ大きなピンクのタペストリーが目印。京風出汁を効かせた生地で作った自家製韓国風チヂミは、一般的な韓国チヂミよりボリューミーで柔らかく和のソースがしみ込んで美味しい。はまりそうな味です。他にモチッとした薄い皮に大きめに刻んだ具材が詰まって噛み応えのある韓国餃子マンドゥなどもあります。店長の杉本純佳さん母娘は、建築関係の父親がコロナ禍や雨天で仕事が減少したりする中、飲食店経験のある娘と母で休みを利用して営業を始めました。機動力のあるキッチンカーで、いつも家で焼いていた一から手作りの和風チヂミを商品にしました。
長年、学校の教員をしてきたという池田さんの手打ちそばやさん「〇池キッチン」は、「まだ体の動くうちに別の道へ進みたい」と退職をした池田さんが、老舗手打ちそばやさんの道場に通い、自家製麺を引っ提げて、夫婦でキッチンカーで出かけています。市内の大学のキャンパスや洛西のイベントなどで見かけます。棒状のスティック唐揚げも新発売。これが食べやすくてスパイスも効いてめちゃ旨でした。
「なにこのカフェ」には、あんやカスタードはもとより、ウインナーチーズ ベーコンエッグといった創作たい焼きがいっぱい。店主の澤田ひとみさんは、「定年になったら、若いころから夢だった、おしゃれなカフェをしようかなとも思っていました。まずは、子供たちが親しみやすい、たい焼きと駄菓子の店を出かけて行って届けてあげたい」と話します。新型コロナ禍でキッチンカーが出しやすい条件にも恵まれました。「甘いもんばかりではなく、こどもたちがどうやったら喜んでくれるか」を毎日試行錯誤しているのだそう。
2024年はどんなキッチンカーに出会えるか楽しみですね!