【京都市】2024年初詣どこに行く? 子授け・安産・子育てにご利益があるとされる神社 またげ石や御香水 古来よりの神秘伝承も!

 2023年も残すところあとわずか、京都では、12月13日が「事始め」と呼ばれ、注連縄飾りや門松作り、大福梅の授与、おせち料理の準備など、各所で正月の準備が始まっています。さて、初詣はどこに行く? 今回は子授け、安産、子育てに強いご利益を持つと言われる神社を紹介しますね! 

安産子授け神社

 「御香宮神社」は、懐胎の身ながら出陣し、応神天皇を出産したとの故事から日本第一安産守護之大神とされる神功皇后を主祭神とすることから安産・子育ての神として崇敬されてきました。名の由来となった境内に湧き出る御香水は、様々な病気治癒の伝承などもあり、「石井の御香水」として、伏見の七名水のひとつに数えられています。

安産子授け神社

 松尾大社の大鳥居を約四百メートル下がったところに鎮座する摂社「月読神社」は、境内に神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」を奉祀することから、「安産守護のお社」として崇敬を集めてきました。懐妊中の神功皇后がこの石で腹を撫でて出陣し、後に筑紫で安産をしたと伝承されています。

安産子授け神社

 「梅宮大社」の神域の奥には、またぐと子宝に恵まれるといわれる子宝の石 「またげ石」があります。祭神の一柱である檀林皇后がまたぐと、速やかに皇子(後の仁明天皇)を授かったと伝承されています。なお、またげ石へは、当人のご夫婦が一緒に子授けの祈祷を受けると案内していただけます。

安産子授け神社

 

 酒造りの神様であることから、神酒鏡割りが元旦の午前零時に総代等によって行われ、5日まで神酒(樽酒)無料接待が行われます。

 京都市内には約800の神社があります。まだまだ紹介しますね!

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