【京都市西京区】まだ間に合う! 竹の寺地蔵院で淡く輝く最後の紅葉 散りモミジも広がる幻想の光景が見ごろです

 阪急上桂駅から西へまっすぐ徒歩8分ほどのところ、明智光秀の軍勢が本能寺の変の際に越えたとされる唐櫃越(からとごえ)の山田側入り口の手前の交差点を上がったところにある「竹の寺 地蔵院(たけのてら じぞういん)」の紅葉は、京都の中でも遅めに色づきます。

地蔵院

 2023年12月7日に訪れるとまさに見ごろをむかえていました。この寺は淡い黄色やオレンジの紅葉が多く、「竹の寺」といわれるほど境内に広がる緑にしなる竹林とのコントラストが穏やかで幻想的な風情を醸し出します。

地蔵院

 嵐山からさほど遠くない地域ですが、訪れる人はまだまだ少なく、静かに鑑賞できます。

地蔵院

 一面を埋め尽くす散りモミジも始まっていました。

地蔵院

 この地は今から800年近く前、歌人衣笠内大臣藤原家良が山荘を営んだ処で、伝教大師最澄の作といわれる延命安産の地蔵菩薩を本尊としています。境内は、京都市の文化財環境保全地区に指定されています。

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