【京都市】今なぜキッチンカー? そこには様々な人間模様がありました!

 大学前や校内、駅周辺、商店街、リサーチパークなど京都市内のあちこちでキッチンカーが活躍しています。何故今キッチンカーなのか、2023年5月15日から20日にかけていくつかの店を訪問してみるとそこには様々な人間模様がありました。

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 阪急西院駅近くにピンクのキッチンカーで颯爽と登場したたこ焼き屋さんは、「フードトラックKAI」のNAMIさん(31歳)です。米油で焼いた後にゴマ油で焼き上げた2度焼きのたこ焼きが好評です。「みんなにはえっ、ほんと? と言われますけど、ずっとたこ焼き屋さんになるのが夢で、オーナーさんとのご縁でほんとに実現したんですよ」と明るく笑う元気娘です。 

 京都リサーチパークなどに現れる「手作りおにぎりの橙(だいだい)」さんは、こだわり卵の卵黄だけを贅沢に使用し、自家製だれに漬け込んだ「至福の熟成卵黄おにぎり」が人気です。なんといってもごはんが美味い! おにぎりに合う粘りのある北海道石狩産「ゆめぴりか」を使用して、固めに炊き上げるのだそう。

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 「Ai Lo Buono」(アイラボーノ)は、ホットドッグのキッチンカー。京都市内のイタリアンレストランで店長を務めていたという、滋賀県出身の店主・栗原陸さんは、新型コロナ禍で厳しい状況となり、キッチンカーの出店を決意しました。前職の腕を生かした一からすべて手作りのソーセージは絶品。ハンバーガーも食べ応えがあります。

 京都先端科学大学やリサーチパークに登場する「みかねキッチンカー」は、京都を中心に関西各地で出店しています。本場韓国風甘辛唐揚げのヤムニョンチキンは「一度食べたら癖になる」と大人気。韓国foodをメインにラインナップも豊富です。

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 「人の笑顔が好きなおっさんが副業でキッチンカーをオープンしました」と語るのは、「what a nice」の店主。本業は土木業なのだそう。ジャマイカのソウルフードのジャークチキンをその場で網焼きにしてくれます。「いろんなことができるほうが良いと思って。あちこちいけて、その土地の人たちといろんな話ができるのがちゃめちゃくちゃ面白い。本業をこっちに鞍替えしようかな」と話してくださいました。

 とうとうキッチンカーで黒毛和牛まで登場しました。「SATSUMA KITCHEN」の岩川祐太郎さんは、鹿児島県の実家でお兄さんが黒毛和牛の炭火焼肉専門店を経営されています。嵐山で人力車を曳かれていたそうですが、新型コロナ禍で店舗が開けないときにお兄さんが始めたキッチンカーがこの期に余ってきたので譲り受け、産地直送の新鮮な黒毛和牛を使った移動販売を始めました。本来この値段では出せない極上の焼肉弁当が並びます。

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 釼持あらたさんと山本聖子さん姉妹が運営する「monimoi」は、クロッフルのお店です。クロッフルとはワッフルの焼き機で焼いたクロワッサンの生地に様々な具材をトッピングした韓国スイーツ。映えスイーツとしても若い女性を中心に大流行しています。ワッフルとクロワッサンのいいとこどりの生地が美味。

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 2023年5月28日には、京都市内や長岡京市などで活躍しているキッチンカーが総結集する「2023 seburabo キッチンカー大集合 」(京都府長岡京市セブン商店街内セブンラボストリート)も開催されます。ご紹介した店すべてが出店します。ぜひお立ち寄りください!

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