【京都市東山区】「茶室 菓崙」から「月と雪はな」へ。七条大橋の隠れ家日本酒BARが5月2日に東詰めに移転オープン!
七条大橋の西詰にあって、6年半に亘って営業を続けてきた、知る人ぞ知る隠れ家日本酒BAR「茶室 菓崙」が、1か月の休店を経て、店名も「月と雪はな -お酒とおばんざい-」と変えて心機一転、今度は橋の東側の大黒町に2023年5月2日に移転オープンします。4月28日と29日は常連さんだけのプレオープンです。
「茶室 菓崙」時代は、その日の食材を使ってカウンター上の皿に盛られるおばんざいが美味しいと評判でした。元々、先斗町の焼き鳥屋さんで働いてきたオーナー店主の細川まどかさんが料理好きで、自宅に友人を招いて手作りの料理を振舞っていたのが、友人たちの要望もあり、そのまま小料理屋に。
まどか店主によると、「ご近所さんを中心に根強いファンがいます。単身赴任の人も多く、野菜をとれないので、この店で健康になった気分で帰られる」のだとか。「子連れも大歓迎なので、ご家族でのご利用も多いです」と言います。新店には、カウンター4席、掘りごたつ3席、奥の部屋にテーブル席を設置し、店舗面積も広がりました。
山口県から池坊短期大学へ、後に表千家で茶道を学んできたこともあり、カウンターに釜を置いて抹茶を点てるそう。雪はなは、娘さんの名前から、月は、「月のように人により添え、東京や京都でないお客様も多いので、お帰りと言えるような場所でありたい」との思いから名付けられました。
一見、分かりにくい路地裏の隠れ家的雰囲気は健在です。新店では、昼呑みも始める予定だということで、また1軒楽しみな店が増えました。