【京都市上京区】西陣の聖天さんで、緑の桜御衣黄や歓喜桜などが見ごろ! まるで極楽往生の花の園のようでした。
閑静な町家群の中にひっそりと佇む、雨宝院、通称西陣聖天は、弘法大師が大聖歓喜天を奉ったことが始まりと言われる由緒ある寺院です。
応仁の戦乱で荒廃してしまいましたが、かつては東寺とともに皇城鎮護として栄えた大伽藍でした。藤原時代の千手観音像が安置されていて、「西陣の聖天さん」として地元の方々に親しまれています。
2022年4月14日、境内では歓喜桜や松月桜、八重紅枝垂桜が所狭しと咲き誇っています。さらに有名なのが、御衣黄という緑色の桜です。綺麗な緑の花びらが咲いていました。
椿なども咲いていて、小さな境内はさながら極楽往生の花の園のようです。住職によると、「ここ数日が一番良い感じで愛でることが出来そうですよ。それ以降ですと花が開きすぎてピンクに色落ちしてきますから」とのことでした。
さあみなさん急いでお出かけください!