【京都市右京区】まだ間に合う! ドラマや映画に出ながら学べる東映俳優養成所のオーディションが締め切り間近です!
京都市右京区の東映俳優養成所がおこなう2022年度のオーディションの締め切りが3月15日に迫っています。同養成所では、演技、礼儀作法、発声、所作、着付、茶道、日舞、殺陣、ダンスと俳優になるためのあらゆる基礎が、実際のドラマなどへの出演経験も通じて学べます。2月24日放送のテレビ朝日系の科捜研の女にも研究員の役で大勢の生徒たちが出演していました。
小学生のみの児童科、中学生から35歳までの基礎科、36歳以上のアクトコース、研究科、殺陣コースの5科からなる同養成所には次世代のスターをめざして、現在100人超の生徒たちが通っています。これからオーディションに応募してくる人たち、その先輩たちはというと、それぞれの科で2年間の学業の集大成としての3月27日の卒業公演(同養成所によると新型コロナウイルスの影響で公開範囲未定)のレッスンに余念がありません。レッスンの様子を見学させていただきました。
児童科で真剣に演じる生徒たち。直接に身振り手振りで指導するのは、部長刑事の牧刑事役でデビュー以来、相棒、京都地検の女、本能寺ホテルといったドラマや映画、情報番組のリポーターとして幅広く活躍する園英子さん本人です。その傍らで、厳しい視線で指揮を執っていたのが、「科捜研の女」の森本浩史監督でした。この台本の「百鬼山の鬼」を書き下ろしたのも監督本人だそうです。生徒たちも真剣な表情で頑張っていました。
基礎科では一転、大人の世界、裁判所の裁判員を描くシリアスな演技を生徒たちが演じます。こちらは、科捜研の女、大岡越前など数えきれないほどのドラマに出演してきた俳優の西園寺章雄さんが衣装から動きまで、きめ細かい演技を指導していました。
昨年入学して、オフィスワーカーをしながら、現在も愛知県から通っているという佐藤良磨さん(26歳)は、「東映という撮影現場も持つ好条件の養成所で、監督や先輩俳優の方々のサポートも受け、演じる楽しさや表現者としてのプロ意識がどんどん高まっている」と言います。佐藤さんは、研究科への進学を決意しました。
水戸黄門の名プロデューサーとして知られる進藤盛延京都撮影所俳優部長は、「撮影所、映画村、寺社、銭湯など、周辺地域に撮影現場も多数あります。実際の現場を体験しつつ学べる養成所として地域貢献にも尽くしていきたい。対象年齢0歳から2歳までの赤ちゃんモデルの募集も新たに始めています。地元京都のママさんたちにぜひたくさん登録してほしい」と呼び掛けています。
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