【京都市上京区】北野の天神さんでも参拝の大行列! 疫病退散の梅の枝が飛ぶように授与されました。
2022年1月2日、学問の神様と言われる菅原道真を奉ることで知られる北野天満宮にも例年にもまして参拝客が訪れました。鈴を鳴らして賽銭を投じ、二礼二拍一礼をして学問成就を願うための行列は本殿から三光門を越え、摂社福部社あたりまで続きました。
ちなみに境内に数ある牛の彫刻の中で、本殿上の牛だけが唯一立ち牛なのだそう。天神さん七不思議の一つなどと言われています。
また全国ほとんどの神社が二礼二拍一礼ですが、出雲大社、宇佐八幡、弥彦神社の4回、伊勢神宮の8回など、4回以上柏手を打つところもあり、云われは諸説あるようです。寅年の特別御朱印も授与してくださいます。寅は二条城をつくった大工頭中井正清奉納の絵馬の意匠です。絵馬は宝物殿で見ることができます。
招福と疫病退散の梅の枝「思いのまま」がまさに道真の梅のように飛ぶように授与されていました。北野天満宮では、「古来、北野の梅には無病息災、疫病退散のご利益があるとされ、天神様のご利益が宿る縁起物」としています。
一輪挿しなどに入れ、枝の切り口を水につけるもので、飾られている瓢箪には厄除けの玄米が入っています。コロナ退散の願いが叶うことを願います。