【京都市東山区】明治の洋館でゴージャスにフランスの正月伝統菓子を一人サイズで堪能してきました！　幸福の陶器人形もちゃんとついてましたよ。

　自家製アーモンドクリームたっぷりのフランスの新年の伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を気軽なおひとり様サイズで食べられると聞き、東山区にある洋館「長楽館」に2021年12月28日に行ってきました。

株式会社長楽館提供

　今回の菓子が提供されている「デザートカフェ長楽館」では、明治の迎賓館とも呼ばれた「長楽館」のそれぞれ異なるゴージャスな内装の7種の部屋で、スイーツや軽食、ドリンクを楽しめます。

　「ガレット・デ・ロワ」は、１月６日の「公現祭（エピファニー）」をお祝いして食べる、フランスの伝統菓子です。「公現祭」はベツレヘムを訪れた東方の三賢人によって、イエス・キリストが神の子として見出され、公に顕現したことを記念するキリスト教の祝日です。現在では1月6日に限らず、クリスマス明けから1月まで長く楽しまれる、家族や友人との集まりに欠かせない焼き菓子です。

　切り分けたピースから、パイの中に一つだけ忍ばせてある小さな陶器製の幸福の人形「フェーブ」が当たった人は祝福を受け、1年を幸せに過ごせると言われています。しかし、デザートカフェ長楽館の「ガレット・デ・ロワ」はミニサイズ。一人でも気軽に楽しめます。

　パイ生地にナイフを入れるとパサッサクッと零れ落ちるちょうど良い固さに焼きあがっていました。中から、杏仁豆腐に似たようないい薫りと風味が漂い、クリームが顔を出します。イタリア・シチリア産のパルマギルジェンティ種ビターアーモンドをたっぷり使用した自家製アーモンドクリームということで、これが生地と絡み合って絶品です。
　トンカ豆を使った自家製アイスクリームを食べると塩が効いた甘く炒ったアーモンドの食感と混ざって美味しい。鮮やかな赤いベリーが添えてありました。

　陶器製の幸福の人形フェーブと紙の王冠は、一人に1つずつ付いています。長楽館広報部では、「ガレット・デ・ロワ（イートインのみ）を召し上がられた皆様全員に、長楽館からの祝福と幸せの味をお届けしたい。」と話しています。

「ガレット・デ・ロワ」ドリンクセット（ブレンドコーヒーもしくはブレンド紅茶付き）￥2,500　単品　￥1,700　各日数量限定。2021年12月26日（日）～2022年1月23日（日）※料金は税込金額で別途サービス料10％が必要です。また、「メニューの予約はしていないので、売り切れの際はご容赦ください」とのことです。