【京都市西京区】京都最古の松尾大社に最新ナビ! 外国人にも優しい「神社ナビタ」を設置!
京都市西京区に鎮座する京都最古の神社、松尾大社に2025年10月22日に訪れてみると、最新のデジタル情報端末「神社ナビタ」が設置されていました。
周辺案内地図などを手掛ける表示灯株式会社が松尾大社の趣意を受けて設置したもので、参拝者の利便性向上と、日本の文化・神道への正しい理解を深めてもらうことを目的としているそうです。
松尾大社は、701年の創建以来、1300年以上の歴史を持ち、酒造りの神様としても全国的に有名です。境内には「幸運の撫で亀」といった親しまれる象徴もあり、多くの参拝者が訪れます。
新しく授与所に置かれた「神社ナビタ」は、古地図風の周辺案内図とタッチ式デジタルサイネージが一体となったものです。最大のポイントは多言語対応で、神社の由緒や祭事、境内の案内はもちろん、参拝・手水の作法といった日本人でも知っておきたい知識を、日本語・英語に加え、中国語・韓国語でも提供しています。
生嶌經和宮司様からは「大変見やすく、多言語での案内は海外の方々にも日本の伝統を親しみやすく知っていただける貴重な機会になる」とのコメントが寄せられています。
伝統的な神社の景観を大切にしつつ、最新のデジタル技術を取り入れた「神社ナビタ」は、地元住民や国内外からの観光客にとって、松尾大社をより深く、便利に楽しむための新しい情報基盤となりそうです。今後は地域のお知らせや防災情報の発信も検討されています。
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