【京都市西京区】柿街道が奇跡の復活へ!カメムシ大打撃を乗り越え、ブランド柿「大枝柿」と「柿紅葉」に期待が高まる!
京都市西京区の西山三山の麓を貫く府道10号線(大山崎大枝線)沿い、通称「柿街道」から、嬉しいニュースが届きました! この街道沿いは、宮内庁主管の大嘗祭に献上されたこともあるブランド柿「大枝柿」の産地です。品種は富有柿ですが、昼夜の寒暖差で甘みが強くなるのが特徴です。筆者も一昨年(2023年)に食べてみて、その甘さは本当に絶品でした!
しかし、昨年(2024年)は酷暑に加え、カメムシの大量発生により大打撃を受け、柿はほぼ全滅。市場にほとんど出回らないという事態に陥ってしまいました。
2025年、待望の復活へ!
あれから一年、今年(2025年)の状況は一転し、豊作の期待が高まっています。9月10日に現地を訪れたところ、「千弥農園」の松木孝史社長は、「ほぼ順調に生育しています。今年は良い柿が取れますよ」と笑顔で語ってくださいました。他の農家さんも「今年は大丈夫そうですね。10月下旬から並びだしますよ」と、期待の声を寄せています。
直売所の販売は10月25日、26日頃から本格的に始まる予定です。また、「千弥農園」(西京区大枝西長町1-60)では、同じく10月25日から柿狩りが楽しめるそうです。昨年は見られなかった、直売所に柿がずらりと並ぶ壮観な光景が戻ってきそうですね!
辺り一帯がオレンジに!「柿紅葉」も楽しみ
さらに、柿の実が熟す頃、葉が美しくオレンジに色づく「柿紅葉(かきもみじ)」も楽しみです。特に京都縦貫道の北側の柿畑では、西山山麓のなだらかな斜面に広がる絶景が楽しめるとのこと。辺り一帯が鮮やかに染まる景色にも期待が高まります!
柿街道の農家さんは、畑の中には入らず、周辺からの観賞や直売所での購買をお願いされています。秋の西京区、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
柿街道はこちら↓