【京都市伏見区】深草商店街の朝市、大盛況! 新鮮野菜や果実、地域を繋ぐ温かい交流の場
京都市伏見区の京阪藤森駅近くにある深草商店街で、2025年9月13日に「土用朝市」が開催されました。今回で37回目を迎えるこの朝市は、毎月第2土曜日に深草小学校で行われており、地域の住民にとって大切なイベントになっています。深草商店街振興組合の三林裕明代表理事も、この取り組みが商店街の活性化に貢献しているといいます。
元々高齢者の集いの場として始まったこの朝市は、今や子育て世代のネットワーク作りの場にもなっています。約4年間続くこのイベントのおかげで、商店街の認知度は高まり、遠方からも多くの人が訪れるようになっているそうです。
朝市には、ユニークな出店者がたくさん並びました。東山町の山で無農薬野菜を作る森澤さんのブースには、万願寺とうがらしが袋に山ほど入って100円という驚きの価格で並び、筆者も思わず買ってしまいました。
また、50年以上続く老舗果物店「フルーツなかざわ」も出店し、イベントならではの特別価格でシャインマスカットを販売していました。和菓子処「秋山」さんのきんつばやどら焼き、魚藤さんのだし巻き玉子、さんばやし酒店からはふわふわかき氷も出され好評を博しました。
さらに、約1年前にオープンしたコミュニティスペース「タカギヒロバ」では、普段は会社員をされている高橋祐一さんによる「さわれる!生物展」も開催され、ヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類や、フクロウ、鷹といった猛禽類との触れ合いに子どもたちも大喜びでした。
このように、深草商店街の朝市は、ただ買い物をするだけでなく、地域の温かい交流を生み出す場となっています。戦前から続く商店街の歴史と共に、この朝市がこれからも地域の大切な拠点として続いていくことが期待されます。
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