【京都市西京区】歴史ある山道「唐櫃越」で地域交流ハイキング 忍者や企業担当者も参加
西京区のフリーペーパー「西京じかん」が主催する山越えハイキングが2025年9月8日に実施され、地域住民らが京都市西京区から亀岡市馬堀までの険しい山道「唐櫃越(からとごえ)」に挑戦しました。このユニークな企画には、伊賀流忍者道場で修行を積んだ「弥代家8代目」の忍者や、「はかない靴下」で知られる株式会社ナイガイの登山経験豊富な担当者も参加。地域の多様な人材が集まり、互いの専門知識を活かしながら安全な山行を実現しました。

唐櫃越は標高約400mの稜線沿いを通る古い間道で、南北朝時代の「太平記」にも記録が残る歴史ある道です。戦国時代には明智光秀が本能寺の変の際に進軍したとする伝承もあり、古くから山城国と丹波国を結ぶ軍道として重要な役割を果たしてきました。参加者らは阪急上桂駅に集合し、山田別れから亀岡の馬堀駅付近まで約8時間のコースを歩きました。ルートには獣道のような細い道や倒木が横たわる箇所が多数あり、特に下山時は水が流れる滑りやすい難所が続きました。

このエリアは熊の生息地としても知られており、参加者らは熊よけの鐘を鳴らしながら慎重に進行。遭遇時の対処法として「死んだふりは禁物。目をそらさず、ゆっくりと後ずさりする」ことが共有されました。株式会社ナイガイからは機能性の高い登山用靴下とハットが提供され、参加者からは「吸水性が優れていて足がサラサラのまま歩けた」と好評でした。

西京じかん編集部は「地域には忍者の技術を持つ方や登山に詳しい企業の方など、様々な専門知識を持つ人材がいることを知り、一緒に山を歩いてみようと企画しました」と説明。

参加者らは「とても疲れましたが、皆で助け合いながら無事に完走できました」と満足そうに語りました。

この企画は単なるハイキングを超え、地域住民同士の新たな交流と、歴史ある山道の魅力を再発見する貴重な機会となりました。

■アクセス情報 唐櫃越山田側入り口はこちら↓






