【京都市上京区】北野天満宮では旧暦に復し8月中旬まで七夕飾り 正月の縁起物大福梅の土用干しも始まりました!

14日間連続日中の最高気温が35度を超えるという猛暑日が続いている2025年7月12日に北野天満宮を訪れると、境内の至る所に七夕飾りが設えてありました。「大学で楽しい思い出をいっぱいつくる」、「就活がうまく行きますように」、「サッカー選手になれますように」など今年の願い事は、自身の将来に関するものが多いようです。

北野天満宮

北野天満宮では、七夕祭は本来「棚機祭」と書き、機織りの町・西陣地域らしく機織りの祖神・天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)のお祭としての根強い信仰を古くより守ってきたことに因み、重要な七夕神事として伝統を引き継いでおられます。従前は7月7日に斎行していましたが、現在は旧暦に復しています。

北野天満宮

本堂前では、大福梅の「土用干し」が行われていました。御祭神の菅原道真公が生涯こよなく愛したとされる梅は、「春告草」とも称するように、立春と招福を呼ぶ縁起が良いとされる花です。古くより、北野の境内神域で育った梅干しは学業成就・入試合格・災難厄除祈願など、天神さまの御神徳が大いに宿った縁起物とされてきました。

北野天満宮

毎年、正月準備を始める12月13日の事始めより授与されます。この大福梅を元日の朝、または元旦の祝膳の初茶として飲めば、心身の邪気を祓い浄め、一年間を無病息災で健康に過ごせるといわれています。

北野天満宮

8月2日から17日の「北野祭」では、境内の御手洗川で「足つけ燈明神事」も行われます。期間内は、境内の夜間ライトアップ、「国宝御本殿石の間通り抜け神事」などの神事も行われるそうです。ぜひ立ち寄ってみてください!

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