【京都市西京区】西山山麓大原野の田園風景に突如現れる輝くステンドグラス工房のカフェで美味しい黒胡麻チーズケーキやパンナコッタを堪能しました!
柿街道を9号線側から通り抜け、しばらく10号線を下ると、広がる田園風景の中に突然、一軒のカフェらしき建物が現れました。昔流行したカナディアン風の三角屋根のごく普通の建物です。しかし、ひとたび、その「ARTAND KYOTO」の扉を開けるとビックリ。
レトロで洒落たアンティークの数々がずらりと並んでいます。さらに奥にかけて、まばゆいばかりのカラフルなステンドグラスの輝きに魅了されます。向日市で20数年の営業の後、今年2024年8月3日にこの地にオープンしたばかりの「ARTAND KYOTO」は、運営会社となる「TOSHI.ANTIQUES」の小野田洋さんが、奥様でステンドグラス職人の良子さんと営んでいます。
イギリスで購入したアンティークの中にあるステンドグラスの修理なども手掛けていましたが、綺麗な輝きと様々な模様のガラスを切ったり、アンティーク柄などを組み合わせて、木枠にはめ込んだり、その自由な創作に魅了され、ステンドグラス制作に二人ともはまってしまったのだそう。
ステンドグラスの輝きに包まれて、honokoさんのワイヤーアートや高齢の作家さんなのに若い女子の好みそうな可愛くてセンスの良いかばん、パラコードを編み込んだショルダーストラップや人気のぷくぷくさんの筆文字など個性派ぞろいのハンドメイド作家さんの力作も並んでいます。
この10月7日には、子育てを終えたばかりの素敵なママさんに委託して、物事の始まりの新月のごとき黒をイメージした「NEW〇MOON CAFE」もオープン。和風に仕立てられた「黒胡麻バスクチーズケーキ」を実食すると、底のあんことクッキーの相性が抜群にぴったりで美味しい。ホイップクリーム、パンナコッタ、コーヒーゼリーの3層グラデーションが楽しめる「黒胡麻パンナコッタ」も美味しい。
店主は飲食店などに勤めた経験もありますが、子どもたちに安心で美味しいものをと基本は独学で研究を重ねたそうです。コーヒー好きのパフェやシフォンケーキなどとともに、すでに地元で評判になっています。
この日もステンドグラスのワークショップが開催されていました。今後はこのスペースでの演奏会など「地元の人たちに楽しんでもらえるイベントが開催したい」と計画中なのだそうです。素敵な癒し空間へ足を運んでみてはいかがですか!
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