【京都市上京区】北野天満宮の境内で秀吉も気に入った長五郎餅の販売が始まりました!

 「史跡御土居のもみじ苑」や宝物殿の「特殊神饌や刀剣展示」が2023年4月8日から6月25日まで公開されている北野天満宮で、公開に合わせて、「長五郎餅本舗」の境内店舗も営業を始めています。

長五郎餅

 長五郎餅の由来は、「天正年間と言うから今から400年あまり前の事である。京都・北野天満宮の縁日になると決まって現れる一人の老人がいた。境内の出店の者に小さな餅(もち)を5、6個売ると去って行く。どこから来てどこへ帰るのか誰も知らない。薄い餅皮にあんを包んだ上品な餅で、次第に評判になった。ある時、一人が老人に尋ねると『河内屋長五郎』と名乗った。」

長五郎餅

 「天正15(1587)年10月、九州平定を終えた豊臣秀吉は北野天満宮の松原で大茶会を催すことになり、市中に高札を掲げて上下の別なく参加を呼びかけた。長五郎も出店仲間に言われて茶屋を出し、秀吉に餅を献上したところ大層気に入られ、『以後長五郎餅と名乗るべし』と命名されたという。いまも北野下の森に店を構える『長五郎餅本舗』の由来話である。」(長五郎餅公式ホームページより)

長五郎餅

 薄い餅皮に餡を包んだ上品な甘さの餅菓子です。ほかにも、桜の季節の「桜餅」や花見団子、生クリームを珈琲餡で包んだ新食感の「生とろ珈琲もち」、きな粉と黒砂糖の香りが香ばしく、口当たりも滑らかな「わらび餅」などがあります。

長五郎餅

 天神さんへのお参りの後は、長五郎餅をぜひお持ち帰りください! 今回は、土日祝日の営業のみで、店内での抹茶、おうすとセットの飲食サービスはありません。

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