【京都市上京区】若冲・応挙から大雅・在中まで黄金の輝き 相国寺承天閣美術館「屏風 黄金の調度」開催!
地元、京都市上京区の相国寺承天閣美術館で、いよいよ今週末、2025年10月19日から特別展「屏風 黄金の調度」が始まります! 屏風は、昔ながらの京都の家屋でもおなじみですが、今回の展示では、お部屋の仕切りや装飾として使われてきた屏風の、実用性と芸術性の両方の魅力に触れることができます。特に金箔・銀箔を背景に描かれた豪華な作品が目白押しです。
江戸の巨匠たちの名品が一堂に!
今回の展覧会には、地元で知られる伊藤若冲の重要文化財「鶴図屏風」(I期)をはじめ、円山応挙、そして池大雅、原在中といった江戸時代の名だたる絵師たちによる屏風47点が一挙公開されます。
若冲や応挙の作品がズラリと並ぶ様子はまさに圧巻です! 先日10月17日に開催された内覧会では、訪れた報道陣からも「細部までじっくり見たい」「迫力がすごい」といった驚きの声が上がっていました。
美術館側も、鑑賞環境の向上に力を入れています。澤宗秀参事は、新しく導入されたLED照明によって、特に金や銀を用いた屏風が格段に見やすくなったと自信を見せられていました。また、本多潤子学芸員による詳細な解説を聞くと、屏風の奥深い歴史をより深く理解できますよ。
会期と見どころをチェック!
この特別な展覧会は、I期とII期に分かれて開催されます。
I期: 2025年10月19日(日)〜12月21日(日)
源氏物語図屏風や池大雅の渓亭春興・秋山行楽図屏風など。
II期: 2026年1月11日(日)〜3月8日(日)庶民の暮らしを描いた四季耕作図屏風など。
会期中には、この特別展限定の御朱印(各300円)も授与されますので、記念にいかがでしょうか
秋から冬にかけて、京都の芸術の奥深さを感じられる貴重な機会です。ぜひ相国寺承天閣美術館へ足を運んでみてください!
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