【京都市左京区】国際会館で光のアート展、最新技術で桜と音楽を表現 半導体レーザーとドローンのコラボに子どもたちも感激!

京都市左京区の国立京都国際会館で2025年8月26日、最先端の光技術とアート表現が融合した「兒玉由美子メディアリンクスアートショー2025」が国立京都国際会館主催、けいはんな万博2025運営協議会の後援で開催されました。大阪・関西万博との連携企画として注目を集めました。

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企画を手がけた環境造形作家の兒玉由美子さんは、「光の絵の具」による環境絵画で知られ、長野オリンピック、愛知万博、北京オリンピックなどでライティングデザインを担当してきました。元岡山県立大学客員教授で、現在は大阪府摂津市立千里丘小学校で芸術音楽と図工を教えています。

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「この建築の美しさを生かした展示をしたかった」と語る兒玉さん。国際会館の特徴的なふすまのような窓構成に着目し、「光のふすま」として4月の満開桜を再現しました。SAKURAの庭では、可視光通信技術を使った「サイレントコンサート」も同時に実現。

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樹木から尾崎豊「I LOVE YOU」のオーケストラ版が聞こえる演出で、「目の見えない人は音楽を聴き、耳の聞こえない人は光で音楽を体感できます」と福祉的な活用を提案しました。午後6時45分の日没とともに点灯されると、真夏の空にまぎれもない桜が出現。借景と一体となった幽玄の世界に、会場からは割れんばかりの拍手が起こりました。

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幸の庭では、大阪大学レーザー科学研究所の石野正人特任教授による半導体レーザーとドローンのコラボレーション演出が行われました。池や背景の山々に映し出される動物たちや空飛ぶキャラクターに、親子連れからも大きな歓声が上がり、科学技術の粋を感じる見事な演出となりました。

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会場には大学や企業の最新技術が多数展示されました。農研機構の瀬筒秀樹研究領域長(東京大学大学院客員教授)は、ノーベル化学賞技術を応用した光る絹糸を紹介。「医薬品の抗がん剤やワクチンなどのタンパク質を作ることができれば、新しい薬の開発に役立ちます」と説明し、赤・青・緑に光る蚕と美しいドレスを展示しました。

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ネオス・エンジニアの倉内宣博氏による「水の宝石」技術では、撥水材上の水滴が宝石のように輝く様子を披露。「血液なども弾くため、医療用途への応用が期待されます」と将来性を語りました。愛媛大学理工学部研究科教授 都築伸二研究室からは「クローラー型ロボットくん」が登場。両手の距離センサーで直感的に操作できるロボットに、子どもたちが夢中になっていました。

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兒玉さんは「技術者は技術だけを見せがちですが、美しくなければ売れません。企業が隠れるのではなく、技術をアート化して見せることで新たな価値を生み出せます」と強調。京都の美しい建築空間を舞台に、日本の科学技術を世界に発信する試みとして大きな成果を収めました。今回の展示は技術とアートの融合による新しい表現の可能性を示し、今後の期待を高める内容となりました。

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