【京都市南区】九条駅前で個性派映画が集結 地元発の上映会で俳優や若手監督と直接交流も
京都市南区の地下鉄九条駅すぐ近くにあるワーキングスペース「Collabo Earth LE9」で、2025年7月20日(日)、自主映画の上映イベント「弁天プロ上映会2025」が開催されました。地域密着型のアットホームな空間に設けられたスクリーンで、来場者はまるで自宅にいるようなリラックスした雰囲気の中、個性豊かな4作品を楽しみました。
上映されたのは、京都を舞台にした「ただいま」や、夢と現実のはざまで揺れる青年を描いた「最果ての犬」(以上、樽本克也監督)、そして秋武裕介監督の「アナログ・タイムス」「あい惚れ うぬ惚れ かた惚れ おか惚れ」の全4作。いずれも若手監督が手がけたオリジナリティあふれる短編映画で、観客からは「考えさせられる内容だった」「京都を舞台にしていて親近感があった」との声が上がっていました。

秋武裕介監督・樽本克也両監督
上映の合間には、前田茉羽さんや賛美さんといった俳優陣、そして秋武裕介監督・樽本克也両監督が登壇し、地元の観客と距離の近いトークセッションを実施。撮影エピソードや創作の裏話に、参加者からも笑顔がこぼれました。会場では、前田さんの日本茶ブランドや写真集の販売・サイン会も行われ、地元のファンで賑わいました。
主催の「弁天プロ」は、障がいのある方や社会的マイノリティの表現活動を支援する団体として、京都を拠点に芸能・映像制作・音楽活動などを幅広く展開。今回の上映会も、福祉とアートをつなぐ地域文化の担い手として、住民との新たな出会いを生み出す場となりました。
次回の上映会は秋ごろを予定しており、詳細は弁天プロのSNSや公式サイトで順次発表されるとのことです。新しい才能と出会いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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