【京都市西京区】西山山麓善峯寺で初の試み 1000株超のアジサイが滝の水面に浮かぶ「名残のあじさい供養」!

西山三山の一つの善峯寺の白山あじさい苑には、西洋紫陽花、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど約1万株の紫陽花が植えられています。

善峯寺あじさい

今年も色とりどりのアジサイが境内を華やかに彩り、参拝者の心をときめかせてくれたようです。2025年7月9日に訪れると、そのアジサイたちも盛りを過ぎて最後の輝きを見せ、剪定の季節を迎えていました。花手水も見事な彩のアジサイたちで飾られていました。

善峯寺あじさい

「けいしょうでん」の奥にある「青蓮の滝」では、初めての取り組みとして、今年は「名残のあじさい供養」が行われていました。同寺の掃部光淳副住職によると、境内で普段は目の届かない場所にあって、日の目を浴びず剪定される名残のアジサイを供養しようと、滝の水面に浮かべられた色とりどりのアジサイは1000株超だそうです。

善峯寺あじさい

紅葉の枝にモリアオガエルの卵があり、印象的でした。青蓮の滝では、7月14日頃まで名残のあじさいを楽しむことができるそうです。11日連続の猛暑日が続く京都府では、7月9日、10日に連続して、環境省による熱中症警戒アラートが発令されました。そんな中ですがお出かけの際には、十分に対策をして、涼しい雰囲気で名残の紫陽花をご覧下さい。

善峯寺あじさい

善峯寺といえば、応仁の乱により大半の伽藍が焼失しましたが、江戸時代には10近くの伽藍と7坊が復興されました。諸説ありますが、幼き頃からゆかりのあった西陣の八百屋仁左衛門の娘といわれる玉が後に、徳川5代将軍の生母「桂昌院」になり、再興に尽力したといわれています。玉の輿の語源はここからきたのだとも。現在は境内地3万坪にある20近くの堂塔伽藍と所有地36万坪が受け継がれています。

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