【京都市北区】洛北の新町商店街で地元大谷大学生たちがプロデュースしたほんわかイベントに親子連れら100人超が参加して賑わいました。
熱中症警戒アラートが発令されている最中、2025年7月6日に新町北大路から新町北山へと続く、新町商店街の村上牛乳店のガレージで、何やら人だかりがありました。立ち寄ってみると、大勢の親子連れがかき氷やフルーツポンチ、たこせんなどを頬張りながら、ミニゲームなどで楽しんでいます。
受付や売り子さんなどで奔走していたのは、地元大谷大学の赤澤清孝准教授のゼミの皆さんでした。赤澤准教授にお聞きすると、「新町商店街ほんわか祭り」と題された夏祭りや冬まつりが大谷大学生と新町商店街の共同で開催されるようになって、3年になるのだそうです。
この日は、うだるような暑さの中にも関わらず、地元の元町学区や紫明、紫竹学区からこれまでで最大の100人を超える人たちが参加しました。地元元町学区からお母さんと一緒に参加した2歳のいとさんと友人のコハクさんも仲良く、タコさん釣りゲームや輪投げなどを楽しんだ後、タコせんを美味しそうに頬張りました。
室内では、学生さんたちの指導で風鈴づくりのワークショップも行われていた他、大谷大学の学生さんらが発信する商店街のInstagramと連動した、同商店街のマスコットキャラクター「しんまっちを探せ」も行われました。大勢の子どもたちが商店街内を一生懸命さがし歩く姿が印象的でした。
三代目で新町商店街副会長の村上昌基さんによると、「商店街は70数店舗ありますが、物販、事務所なども多いので、物静かな商店街です。ゼミで受け継がれる若い学生さんたちとの共同が続いていて、情報発信や企画力など心強いです。次回は各店舗前での露店などに広げていければ」と奥様の夏希さんと一緒に思いを語って下さいました。
地域コミュニティとしての新しい商店街の形を見る思いがしました。みなさん、ぶらり立ち寄ってみてください!
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