【京都市西京区】環境省が京都にも熱中症警戒アラート発令！　涼を取りたくて、早朝から50年変わらぬレトロ喫茶が開いてて良かった！

環境省は京都府に対しても、2025年6月18日14時に熱中症警戒アラートを発令しました。日中の最高気温は35度を超え、今年最初の真夏日となりました。街中では、まぶしい光を避けながら、日傘で歩く人の姿、西陣などの旧家では暑さを和らげるために「打ち水」をする光景もありました。

そんな6月19日、阪急桂駅東口周辺を歩いてみました。まずはモーニングを食べに「ハヤシコーヒーショップ」へ。この地で生まれ育ち、喫茶店を初めて50年、今の店舗に建て替えをしてからでも40年に亘って桂駅東口の様子を見守ってきたのはマスターの林政宏さん（78歳）です。「新京阪（現在の阪急電鉄）ができたときにこの辺りが開かれたんや。かつては桂商店街いうんがあってなあ、八百屋、肉屋、荒物屋、文具店となんでもあって、無茶苦茶便利やいうて賑わってた。商店街にも50店舗入ってたなあ。」と話します。

そんな話をしていると、ナミナミの線の入った業務用のパンからカットされた分厚いけどやわらかいトーストが出てきました。バターかジャム、マーマレードが選べます。地鶏の茹で卵は必ず少し固めの半熟で。卵の大きさによって秒単位で茹で加減を見極めるのだとか。そして4種類の豆を使ったブレンドのこくのある美味いコーヒーをネットフィルターで淹れてくださいます。

今は早朝6時からですが、以前は4時から営業していたそうで、新聞配達の後に立ち寄る人たちや、呑んで朝帰りの人、通勤前のサラリーマンで大盛況だったといいます。ここ数日、引き続き高温が予測され、熱中症特別警戒アラートへの切り替えの可能性もあるようです。お出かけの際は、くれぐれも対策をお願いいたします。

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