【京都市下京区】ビクトリア朝時代からの技法で作られた逸品の数々に魅了される世界の洋食器展示即売が人気です!
可愛い猫の図柄の「キャリコキャット レッド&ブルー」や高麗キジと牡丹が描かれた「アジアティックフェザンツ」など1851年創業の英国の老舗ブランド「バーレイ」の逸品たち。ビクトリア朝時代の職人がタイムスリップして来てもすぐに働けるというほど昔から全く変わらない銅版転写という技法で、一つ一つ手作業で作り上げるのだそう。
深いブルーが印象的な「ブルーキャリコ」はバーレイの代表的なデザインの1つです。19世紀、インディゴブルーの布製品からヒントを得て作られました。創業から49年を迎える世界のブランド洋食器の店「ル・ノーブル四条本店」で2025年5月8日から6月8日まで開催されているMade in England の「バーレイ」&「デンビー」特集で店内を案内してくださったのは、ル・ノーブルの小郷千裕さんです。
小郷さんによると、銅版転写とは、美しいデザインを大量に生産するために、200年以上前に生み出された技術ですが、今この作業を行っているメーカーはバーレイのみなのだそう。さらに、円筒形の銅板のデザインを彫ることができる職人さんは現在2人しかいません。デザインが印刷された転写紙を、素焼きした器に一枚一枚手で貼り付ける丁寧な仕事に定評があります。
そして、もう一つのMade in England Denby (デンビー)は、イングランド中部のダービーシャー州にて1809年に創業した英国ブランドです。モダンな見た目だけではなく使いやすさを考えて作られていて、丈夫で割れにくく、全ての製品はオーブン・電子レンジ・食洗機・フリーザーの使用が可能というのも嬉しいところ。「バーレイ」も「デンビー」も高級ブランド洋食器ながら、数千円の製品も多く、比較的リーズナブルな価格も人気の理由です。
「ル・ノーブルは、約35年前よりブランド洋食器の専門店としてスタートし、現在は京都・四条本店をはじめ、東京・銀座、大阪、神戸に店舗を展開しています。
店内には、マイセンやロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッド始め、超有名ブランドも豊富に揃えられています。百貨店などが特別展の時など以外は日常的に扱わないこともあって、これだけの数のバーレイ製品をみることができる機会はそうないとのことですので、この機会に立ち寄ってみてください。
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