【京都市上京区】秘密結社? 西陣で見つけた隠れ家カフェはお洒落空間でハヤシライスが美味しかったです!

新緑が一段と鮮やかになってきた2025年5月19日に千本通上立売を上がった西側にある「パーラー喫茶結社」を訪ねました。店内に入ると、こぢんまりしていますが、大きな窓から隣のゲストハウスの中庭も見えたりして、清潔感があって広々と感じます。カウンターには常連さんの珈琲や紅茶のドリンクチケットが貼ってあります。山小屋にあるようならくがきノートも。また、同人誌が数多く展示販売されています。どれも懐かしい昭和の雰囲気ですね。

パーラー喫茶結社

牛すじトマトハヤシとナッツと白いんげん豆トマトハヤシのあいがけハヤシを注文しました。メロンの浅漬けが付いてきました。トマトは友人の畑から良質のトマトを仕入れているのだそう。最近では珍しくなったハヤシライスは、デミグラスソースをご飯にかけるイメージです。これがまたカレーよりちょっと和風な感じで美味い! デザートには何と言っても、少し固めのクラッシックプリンです。

パーラー喫茶結社

これだけ昭和感満載なのですが、店主は若い。そういえば店内はどこかポップ感もありますね。喫茶結社主宰テラニシ・シュウヘイさんによると、客層は学生さんから地域の年配の方、若い女性陣など幅広いのだとか。東京でカフェを展開する企業に就職したのち、2019年に「パーラー喫茶結社」を立ち上げ、東京で半年間、イベント営業を展開しました。そんな中、学生の頃から好きだった京都での出店もあり、いっそのこと京都に移住してしまおうと、若い決断力で2020年1月にやってきました。

パーラー喫茶結社

ところが、京都で本格的に営業をと準備している最中、コロナ禍が容赦なく襲ってきました。営業開始を断念し、絵本作家のリモート勉強会などに参加しながら、「やることがなくなってしまったけど、まだまだ人としゃべりたい」とラジオ放送を始めました。それが、今も続く、カウンター席でマスターとおしゃべりするようなラジオ「喫茶結社のラジオ放送」です。

パーラー喫茶結社

コロナ禍も落ち着き始めた2021年5月に西院の喫茶&BAR「壬生モクレン」で週1、2回の営業を再開。この時に始めたのが、ハヤシライスでした。その後、2023年8月に、雰囲気が好きで数年通っていた現在の喫茶店舗の移転に際して、ほぼ居抜きで開業できるようになり、念願の常設店舗を開店することができました。

パーラー喫茶結社

テラニシさんは、「お客さんや協力してくださる人も、集まった人たちと一緒に店を作って行きたい」との思いから「結社」と名付けたのだそう。CDなどよりもチープな音質が良いと買い集めたカセットテープから流れる山下達郎の楽曲を聴きながら、軽快な口調でDJを務める姿がとても生き生きしていました。

パーラー喫茶結社

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