【京都市右京区】龍安寺参道商店街の春祭りに2000人! 住吉大伴神社太鼓連の圧巻のパフォーマンスに喝采
世界遺産龍安寺から嵐電龍安寺駅へと続く「龍安寺参道商店街」では、2025年5月11日に恒例の春祭りが開催され、約2000人が訪れました。同商店街は、昭和30年に創立して、ピーク時は50以上の会員を有する商店街でした。今でも協力会員合わせて40事業所が330メートルの情緒ある龍の道に連なっています。
事務局の片山直明さんに伺うと、「夏は、流しそうめんや花火、秋まつり、龍の絵コンクールや龍灯篭など年6回のイベントを開催していて、3000人から4000人の人が訪れますよ」とのことでした。この日も、メインステージで行われた地元の鎮守社「住吉大伴神社太鼓連」がおこなった、子どもたちと大人合わせて、総勢50人のパフォーマンスには、参道いっぱいの人たちが声援を送っていました。
この商店街の目玉は、4年前に会員さんたちで資金を出しあって創設した無料休憩所&コミュニテイーティースペース「とんぼの家」です。運営委員長の勝山恵子さんによると、「観光客の人も多いけどトイレがないよね。」から始まったのだそうですが、日替わりでとんぼの家やシマエナガカフェ、ばぁばの気まぐれかふぇ、子ども食堂などが出店して、ドリンクやお惣菜などを提供しています。
バリアフリーの建物には、草木染の常設店舗やフリースペース、不用品交換市、レンタルキッチン、子どものためのスペースなどが充実していて、定期的にミニマルシェなども開催されています。コロナ禍まっさかりに造られたそうですが、地域の人になくてはならない場所になっているようです。
全国から人が訪れるというチーズケーキが評判の店「Kew」さんは、この日も満席でした。龍安寺参道商店街の大谷正典会長のブースでは、京の地の野菜や森田屋のコロッケ 筍ご飯、鶏のから揚げなどが販売されていました。和装作アイシング織 -ori-さんは、商店街の公式ゆるきゃらのりょうたんとあんじーのアイシングクッキーを販売されていました。
日常的にも魅力的な店舗がいっぱいの商店街です。龍安寺へお越しの際は、一言では語りつくせない龍安寺参道商店街へ立ち寄ってみてください。
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