【京都市西京区】花まつりで新客殿を公開した鈴虫寺の華厳橋で桜が満開でした!
絶好の行楽日和となった2025年4月6日、鈴虫寺参道の華厳橋にかかる枝垂桜やソメイヨシノが満開となっていました。日曜日とあって、鈴虫寺の名物説法にも行列ができていました。
この日、鈴虫寺ではお釈迦さまの誕生を祝い、子どもたちの無病息災を願って、普段入ることのできない一般公開前の新客殿にて花まつりが行われていました。大きな白像や綺麗な花御堂で迎えられ、甘茶と砂糖菓子の振る舞いがありました。参拝者は、まだ新木の香が漂う客殿内でたくさんの花々に飾られた釈迦如来像に甘茶かけを行います。
住職さんにお聞きすると、「今から2,500年ほど前、お釈迦様のお母さんが六本の牙を持つ白象が体内に入る夢を見て妊娠され、里帰り途中のルンビニーの花園で休憩された時にお釈迦様が生まれました。その時、天界の竜王が産湯の代わりに甘露の雨を降らした」と伝承されていて、それにちなみ、誕生仏に甘茶をかけるのだそうです。
鈴虫寺では、一旦この新客殿に本堂を移し、その後、本堂の再建が行われるそうです。どんなふうになるのか楽しみですね!
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