【京都市】河津桜やソメイヨシノ、陽光桜が同時に見られる奇跡が堀川で起こっていました! 洛西では5000人がグルメブースに大行列でした。
冬に逆戻りしたかのような寒風吹きすさぶ日曜日となった2025年3月30日でしたが、市内各地で桜祭りが行われました。京都市内中心部を縦貫する堀川沿いの今出川から御池間には、河津桜、ソメイヨシノ、陽光桜など一般的に開花時期の異なる桜が植樹されていますが、今年は、寒さが続いたため、この時期に同時に開花している奇跡的な状況が現れています。
そんな中で、堀川と堀川通りを美しくする会主催の「第14回堀川桜まつり」が開催されていました。山田陽一会長によると、美しくする会は40年に亘って活動されているのだそうです。堀川沿いの中京区と上京区の学区などがブースを設け、みたらし団子やチュロス、綿菓子、お寿司や酒類などが提供されました。もち米を炭火で蒸し上げ、木臼での餅つきも行われました。
一条戻橋付近のメインステージや中立売橋付近のサブステージでは、地元音楽隊の演奏やダンス、フラダンス、エンタメロック、和太鼓や日本民謡、JAZZバンドなどの多彩なパフォーマンスが繰り広げられました。お茶席も設けられ、お茶の師匠の点てた抹茶と和菓子を、地元二条中学校の生徒たちが来場者に振舞いました。
また、洛西ニュータウンにあるラクセーヌ専門店周辺では、「第30回らくさいさくら祭2025」が開催され、最終日となった30日は5000人を超える人が来場して賑わいをみせました。今年は京都エミナース前や石段下にサブステージも設けられ、アニソンステージや恐竜、人気イラストレーター「はかなシ」さんのにがおえコーナーなども登場して子どもたちも大喜びでした。もちろん西京区のマスコットキャラ「たけにょん」も応援に駆けつけました。
テントやキッチンカーで集結した京都や関西からのグルメブースには、どの店も大行列ができる大盛況でした。北山マールブランシェ(上桂店)の大型キッチンカーでも、モンブラン始め人気商品が午後には完売するなど大人気でした。
九条ねぎの生産者が提供した「九条ねぎのまんまる焼き」と九条ねぎたっぷりの「ねぎ餃子」なども大人気。「京の九条の葱の油」を配合した香味醤油ソースをかけて仕上げています。実際に食べてみると、外からも中からも九条ねぎ独特の甘さをたっぷりと味わえて、半熟卵やふわ生地とからんでめちゃ美味でした。
大阪府門真市の「office Ryuプランニング」が手掛ける3台のキッチンカーでからあげやホルモン、そして溶岩で焼くはらみやタン串が販売されていました。はらみ串がジューシーで食べ応えがあり、抜群の美味さでした。「BAR Lag Wagon」(外部リンク)からは、桜に因んで桜のジントニックなどのカクテルが人気でした。
今年も大盛況でした。小畑川の桜も見ごろが近づいているようです。オーバーツーリズムとは無縁な堀川や西山山麓へ出かけてみませんか!
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