【京都市左京区】寒風吹きすさぶ貴船へ! 龍神の住む水の源流 京都屈指のパワースポット貴船神社や貴船川が一面銀世界でした。

今季最大級の寒さに襲われた2025年2月19日の京都市内には、日中でも時折、粉雪が舞っていました。出町柳駅からKEIHAN叡山電車、通称「えいでん」に乗って、貴船に向かいました。

貴船

貴船口から貴船神社や旅館街には、早朝はバスがなかったので、2.2キロメートルの山道をゆっくりと小一時間かけて歩くことにしました。鞍馬川の支流となる貴船川は沿岸や生息している樹々が真っ白に雪で覆われていましたが、水は流々と流れていました。この川に夏になると各料理旅館の川床が設けられます。鮎・岩魚(いわな)・虹鱒(にじます)など清流のみに生息する川魚料理が絶品です。

貴船

この川は、賀茂川の上流にあたり、平安時代以来、京の人々に水をもたらす源流として深い崇敬を受けてきました。貴船神社には、水を司る龍神である高龗神(たかおかみのかみ)が祀られ、龍神の住む処とされています。龍の頭となる貴船神社から尾が伸び、上賀茂神社のならの小川などにある尾のつく摂社まで至るといわれています。

貴船

京都の奥座敷といわれる貴船にある貴船神社は、全国に約2000社を数える水神の総本宮です。参道の階段に続く朱の鮮やかな灯篭に雪が被さり幻想的な風景を醸し出していました。貴船神社は「絵馬発祥の社」といわれます。かつては朝廷などから生きた馬が奉納されていましたが、やがて絵馬へと変わり、どんどん小型化していったようですね!

貴船

貴船神社は、恋多き歌人として知られ、「和泉式部日記」などが残されています。貴船神社で願掛けをし、離れてしまった夫の心を取り戻したというエピソードなどもあり、そのこともあってでしょうか? 縁結びの神としても知られています。

貴船

この日は、貴船神社から頑張って、さらに1.1キロメートル先の奥宮まで、足を延ばしました。奥宮の社殿の下には、龍神のエネルギーが湧き出す場所とされる「龍穴」があるといいます。神職であっても、覗いてはならないと伝承される京都屈指のパワースポットでもあります。

貴船

四季折々に風情ある光景を愛でることができますので、ぜひ訪れてみてください!

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