【京都市中京区】京都三条会商店街で地元出身の30年夫婦が脱サラして挑戦したおにぎり屋さんが大人気!
2025年2月6日からこの週末にかけて、今季最強寒波が押し寄せていますね。そんな寒風吹きすさぶ中、西日本有数のアーケード商店街の京都三条会商店街を1年ぶりに訪れました。テイクアウト窓口にプチ行列のできていた美味しそうなおにぎりの店「おにぎり処 成いち」に入ってみることに。ランチメニューは米粉唐揚げセットと豚肉しょうが焼きの2種類で、それぞれ、好きなおにぎり2つに、だし巻き玉子、サラダ、日替わり味噌汁と漬物が付いてきます。
米粉唐揚げセットを注文して、おにぎりはどれも美味しそうで迷ったのですが、めんたいクリームチーズと昆布にしました。他に卵黄肉そぼろや京ちりめん山椒、鮭ゆず胡椒マヨなど魅力的な26種類のラインナップがあります。注文してから握ってくださり、このパリッと感満載の海苔に包まれた、少し大きめのあったかおにぎりが本当にほこほこで美味しいんです。明太子とチーズの相性も抜群にいいですねえ!
店主の段秀樹さんと尚子さん夫妻に話を伺うと、秀樹さんが生まれたこの場所はかつて秀樹さんの祖母が長年に亘って洋品店を営んでいました。閉店してしばらくシャッターになっていましたが、まもなく30年連れ添う奥様の尚子さんといつかここでお店が出来たらと話していたそうです。飲食店関係で長年勤めてきた尚子さんと脱サラをして飲食店に修業に出た秀樹さんの念願かなって、2024年4月6日にオープンすることができました。
パン王国といわれる京都で、この三条会商店街にもパン屋さんがいっぱい。あえておにぎりで挑戦することにしたのだそう。関東を中心におにぎり屋さんめぐりを繰り返し研究を重ねました。米は、こしひかりやひのひかりなどブランド米をいくつも試しましたが、減化学肥料で栽培した特別栽培認証米「京都産にこまる」がおにぎりに一番最適だと確信したといいます。
娘さんに書道デザインでロゴや看板、メニューも作成してもらい、いよいよ開店。そぼろやカツオも店内で炊いて、具材は手作りで。米もちょっとずつ注文して、精米したてを持ってきてもらうようにし、ガス炊きでふっくらと仕上げました。さらに海苔は、高級瀬戸内産を贅沢に使用しています。努力が実って、一年足らずの間に、「温かいのがいい」とひっきりなしにお客さんが訪れる人気店となりました。
京都三条会商店街へお越しの際は立ち寄ってみてください!
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