【京都市】東本願寺前広場が一面生け花で埋まり、洛西の竹林は幻想の竹あかりで埋め尽くされました! 東西で13日も開催されます!
秋晴れとなった3連休の初日となる2024年10月12日、京都の東西が華やかに彩られました。「お東さん」で親しまれる東本願寺の門前「お東さん広場」では、華道家元池坊が主催する「池坊いけばなフェスティバル2024 in お東さん広場」が開催され、池坊の華道家が近畿地区を中心に東京や名古屋などからも集結して、門前が珠玉の華やかな作品で埋め尽くされました。
50メートルの赤絨毯には25のブースが出され、「いけばなアート秋花の道」をテーマに池坊京都支部や池坊短期大学の学生らの作品が並びます。京都支部の古川稚恵さんは、まんさくやコスモス、オンシジウムなどを使って「秋風秋桜」を表現。通りすがりの人たちに秋の風を送りました。
「男花展-秋の京都2024-」には30ブースが出されました。京都支部の児玉裕一さんは、オレンジのストレリチアと黒の針金で夢の中でさらわれるハロウィンをイメージした作品を仕上げました。
また、洛西ニュータウンの竹林公園周辺では、実行委員会主催となる「竹結びフェスタ2024」と連携イベントとして隣接する向日市の観光協会による「竹の径・かぐやの夕べ」が開催されました。竹結びフェスタのメインステージでは、洛西高校軽音楽部の生徒たちによる圧巻のライブパフォーマンスが繰り広げられました。
竹の径は約4,000本の竹あかりで埋め尽くされました。寺戸大塚古墳にも丘陵沿いに灯され、フルートと三味線の演奏でかぐや姫の朗読が行われていました。珍しい本格的和食の大型キッチンカーや糀料理の露店ブース、大原野産タケノコ料理など東西いずれの会場にも露店とは思えないほどのグレードの高いグルメが集結して食の祭典が行われていました。
いけばなフェスティバルと竹の径・かぐやの夕べは、いずれも13日(日)も開催されていて入場は無料です。オーバーツーリズムとは無縁の新しい京都観光を楽しんでみられてはいかがですか!
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