【京都市西京区】西山山麓で夜間に農作物の収穫体験と野外バーベキューが楽しめる農園がありますよ!
京都盆地西縁の小塩(おしお)山麓に広がる大原野は、京都市内で最大級の農地面積を誇る近郊農業が盛んなエリアです。2024年6月25日に新鮮な野菜を求めて出かけて行きました。
ちょうど長岡京市との境にあたる大原野上里南ノ町のBNRファームでも広大なナス畑で収穫作業が始まっていました。畑の前の軒下販売所にもたくさんの千両ナスが並べられています。こちらの畑は、キャッチ―なゆるきゃら「ナスちゃん」の描かれたコンテナが置かれているのですぐ分かります。
千両なすは、タケノコとともに京都西山・乙訓地域の特産物として古くから栽培されています。この地域で、ナスの栽培が盛んになった理由の1つとして、支柱の材料となる竹が豊富にあったからともいわれています。今年は春の低温と梅雨期の日照不足により、収穫が遅れ気味ですが、これから本格的な出荷となります。
BNRファームでは、減農薬の栽培方法にも取り組み、有機栽培と野菜の旨味と甘みを最大限引き出す方法で千両なすの栽培に取り組んでおられます。さらに、農作物の収穫が体験出来て野外バーベキューが楽しめる農園です。畑の前には炭火の窯が設置されていました。
BNRファームの岡田哲郎さんは、「千両ナスはオールマイティ―に使える人気の食材です。今年の出来は上々ですので、BNRが本気で人生を懸けて作る千両ナスをぜひ食べてみてください」と語って下さいました。7月からは、例年好評の夜間にライトアップされた畑での「京野菜収穫体験」も始まります。ぜひ貴重な体験に参加してみてください。