【京都市上京区】西陣織と茶道の街で3月28日、法華の寺院の桜が見事に咲き誇っていました!

 2022年3月28日、寺町今出川を上がって「本満寺」に行くと、月曜日の早朝にも関わらず、大勢のカメラ小僧さんたちが訪れて写真を撮っていました。近年は、90年前に境内に植樹された「大しだれ桜」が人気のスポットとなっています。

京のさくら

 本満寺は、室町時代、応永17(1410)年に創建され、天文5(1536)年の天文法難により大阪堺へ一時避難しましたが、天文8(1539)年には現在の地に移建し、後奈良天皇の勅願寺となり大いに栄えました。宝暦元(1751)年に8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願し、効果があったとして、以来将軍家の祈願所になりさらに繁栄を極めました。

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 地下鉄鞍馬口駅から西に少し行くと、聚楽第裏門を移築したと伝えられる妙覚寺大門前の枝垂桜が咲き誇っていました。

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 小川寺ノ内上ル、ちょうど裏千家家元の邸宅前にある「本法寺」も境内あちこちで、桜が見ごろを迎えています。どの位置から取っても、インスタ映えショットが狙えます。

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 本法寺は、開創の時期や場所については諸説あって、明らかではありませんが、東洞院綾小路あたりではないかと推測されています。こちらも天文法難で、一時堺に避難していました。後に一条戻橋付近で再興し、さらに天正15年(1587)、豊臣秀吉の聚楽第建設に伴う都市整備の影響で、堀川寺之内へ移転して今日に至っています。春季特別寺宝展が2022年03月14日(月)~04月15日(金)まで開催されていて、佛涅槃図も公開されています。

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